合格率が過去最低水準まで激減した最大の引き金は、カリフォルニア大学(UC)システム全体で断行されたテストブラインド政策です。UCLAでは現在、SATやACTといった標準化テストのスコアを合否判定において一切考慮しない方針を徹底しています。
以前であれば「SATのスコアが届かないから出願を諦める」と判断していた層が、一斉に出願へ踏み切った結果、志願者数が急増しました。テストの点数という単一の物差しが消滅したことで、アドミッションオフィス(入試選考委員会)は以下の要素を複合的かつ多角的に精査する「包括的審査(Holistic Review)」へと完全にシフトしています。
ペーパーテストの一発勝負が通用しない環境下では、高校4年間の学業に対する粘り強いコミットメントと、教室内外で発揮された独自のリーダーシップが厳しく問われます。