本島だけでなく、石垣島や宮古島、久米島といった離島出身の球児たちが果たす役割も年々増している。かつては遠征費の負担や対戦相手の不足という致命的なハンディキャップが存在したが、クラウドファンディングの普及や民間企業による遠征支援プロジェクト、さらにはオンラインによる技術指導プログラムが浸透したことで、その格差は急速に埋まりつつある。
離島特有の自然豊かな環境で鍛え上げられた強靭な下半身と直感的な野球センスは、本島の強豪校へ進学した球児たちの中でも異彩を放つ。今や「離島出身の主力を擁するチーム」が県大会の台風の目となり、甲子園でも相手を翻弄するプレースタイルを武器に上位進出を果たすケースが定着した。