国母氏の功績は自身のライディングだけに留まりません。2026年北京冬季五輪のハーフパイプで金メダルを獲得した平野歩夢選手にとって、国母氏は最大の恩師であり精神的支柱でした。
平野選手が幼少期からその背中を追ってきた国母氏は、テクニカルコーチのような立ち位置で平野陣営をサポート。五輪の大舞台で人類史上最高難度の大技「トリプルコーク1440」を決めるための技術的アドバイスだけでなく、世界と戦う上でのメンタリティやプロフェッショナルとしての覚悟を直接叩き込みました。平野選手自身も「カズ君がいなければ今の自分はない」と公言しており、日本スノーボード界の躍進を陰で支えた功労者として再評価されています。