駅周辺の整備事業が本格化してから数年。かつての殺風景だったロータリーは、市民や来訪者が思い思いに憩うオープンエアなパブリックスペースへと生まれ変わった。アクエル前橋をはじめとする複合商業施設には、地元産の新鮮な食材を活かしたカフェや、シェアオフィス、デジタルアート展示スペースが融合し、朝から晩まで多様な人が交錯する。
「5年前の駅前を知っている人なら、今の光景には驚くはずです」と、駅前のカフェでノートPCを開く30代のIT事業者は語る。かつての「車社会特有の無機質な駅前」は影を潜め、歩行者中心の心地よいスケール感が広がっている。