失恋の痛手を乗り越え、女優としての存在感を不動のものにしていった稲森いずみのキャリアは実に華々しいものです。モデル出身の抜群のプロポーションと洗練されたルックスを武器に、1990年代から数多くの話題作を支え続けました。
稲森いずみが若い頃に出演した代表的なドラマを振り返ると、その進化の軌跡がよく分かります。
- 『29歳のクリスマス』(1994年):瑞々しい存在感で脚光を浴びる
- 『ロングバケーション』(1996年):天真爛漫な後輩OL・小石川桃子役でブレイク
- 『ビーチボーイズ』(1997年):大人の陰影を持つ前田春子役で新境地を開拓
- 『ハッピーマニア』(1998年):恋に暴走する主人公・重田加代子役で連続ドラマ初主演
- 『セミダブル』(1999年):破局直後にシリアスな大人の恋愛を熱演
- 『医龍 -Team Medical Dragon-』シリーズ(2006年〜):冷徹なエリート心臓外科医役で確固たる評価を獲得
反町隆史との破局後、週刊誌等で噂された歴代彼氏のリストには、アイドルグループ出身者や歌舞伎俳優、実力派若手俳優などの名前が挙がったこともありました。しかし、決定的なツーショット写真や結婚を前提とした具体的な報道に発展した例はほとんどありません。
50代を迎えた現在も独身を貫いている理由について、関係者や本人のインタビューからは、極めて健康的で自立した人生観が見て取れます。稲森いずみはプライベートにおいて剣道初段の腕前を持ち、体力作りや読書、日々の生活リズムを何よりも大切にするマイペースな性格として知られています。妥協して形だけの結婚を選ぶのではなく、「一人で完結できる充実した生活基盤」と「役者という仕事への飽くなき情熱」があるからこそ、無理に婚姻関係を結ぶ必要がなかったというのが真相と言えます。