永田町の周辺で定期的に浮上するのが、麻生氏の政界進出を巡る憶測だ。父・麻生太郎氏の後継者として自由民主党からの出馬が取り沙汰されるたび、与野党の党幹部や地元の関係者がその動向を一喜一憂しながら注視している。しかし、当の本人は周囲の狂騒をよそに、極めて冷静なスタンスを崩していない。
「出馬は既定路線」と見る政界スズメの声に対し、近い関係者は「政治という手段ありきではなく、社会課題をどう解決するかという実業家としてのリアリズムが根底にある」と証言する。2026年に向けた政治決戦の足音が近づくなか、仮に政界へと舵を切る場合でも、従来の型にハマった形での出馬とはならないとの見方が有力だ。