昭和から令和に至る日本の演歌・歌謡界を牽引してきた北島三郎は、1936年(昭和11年)10月4日生まれです。2026年の節目において満89歳、同年10月の誕生日を迎えると記念すべき満90歳(卒寿)という偉大な到達点に達します。
北海道上磯郡知内村(現・知内町)の貧しい漁師の家に生まれ、函館西高校を卒業後に歌手を目指して単身上京。渋谷での「流し」を経験しながら、作曲家・船村徹氏の門を叩いた下積み時代から数えると、その音楽生活は70年以上の歳月を数えます。同世代の歌手が次々と一線を退くなかにあっても、日本の大衆文化の生き字引としてその威光は衰えを知りません。
報道各社の取材や関係者の証言によると、近年は無理な全国ツアーこそ控えているものの、声の張りや楽曲への探究心は極めて高く維持されており、記念すべき卒寿イヤーに向けた特別な制作意欲も関係者の間で語られています。