10代後半から20代初頭にかけてリリースされたグラビア写真集は、今やコレクターズアイテムとして極めて高い希少価値を持つ。作為的な色気を排し、真夏の陽光や吹き抜ける潮風をそのまま閉じ込めたようなスナップの数々は、彼女の持つ生命力そのものを写し取っていた。
当時の現場関係者が振り返る撮影エピソードも実に興味深い。早朝からの過酷なロケーションでも疲れを一切見せず、屈託のない笑顔でスタッフを鼓舞したという。飾らない快活さと、カメラの前に立った瞬間に見せる息をのむような集中力。そのコントラストが生み出した奇跡的なカットの数々が、現在の伝説的な評価へと繋がっている。