星のデザインは、刻む「個数」によってもストーリーが分岐します。1つだけの星を単体で彫る場合、それは「唯一無二の存在」「孤独に負けない孤高の輝き」を意味することが多く、自分自身のアイデンティティを確立する象徴となります。
一方で、愛好家の間で非常に高い人気を誇るのが3連の星(スリースター)です。星が3つ並ぶデザインには、古くから次のような複数の深い解釈が存在します。
代表的な解釈の一つが、キリスト教圏に根付く「三位一体(父と子と聖霊)」や、時間軸である「過去・現在・未来」の統合です。自らの歩んできた道を受け入れ、今を生き、輝かしい未来へ進むという強い人生観を反映できます。また、家族構成(両親と自分、あるいは3人兄弟・3人の子ども)に見立てて、かけがえのない絆や愛情の証として肌に宿す人も少なくありません。
3つの星のサイズを大・中・小とグラデーション状に配置したり、弧を描くようにレイアウトすることで、静止した記号ではなく「成長」や「時間の流れ」を表現するアートワークへと昇華されます。