2026年の今日、害虫の活動領域には顕著な変化が見られる。かつてブヨといえば「きれいな渓流沿いのキャンプ場や山間部」に限られた存在とされていた。しかし、近年の局地的大雨や都市部周辺の緑地化、水質改善の影響を受け、郊外の住宅地近くの公園やゴルフ場でもブヨの目撃情報が急増している。
蚊が水溜まりや雑草の多い日陰など街中の至る所で発生するのに対し、ブヨは水が流れる環境を好む。早朝や夕方の薄暗い時間帯に活動が活発化する点では共通しているが、ブヨは集団でまとわりついてくるため、気づいた時には足首まわりを複数箇所噛まれていたという事態が頻発している。