「病気の根源には冷えがある」と唱えるイシハラクリニック院長の石原結實医師は、日常の食事で体の熱を補う重要性を長年にわたり提唱している。漢方医学の視点においても、食品は体を温める「陽性」、冷やす「陰性」、どちらでもない「平性」の3つに分類される。
陽性食品の見分け方は明快だ。「北方産」「冬が旬」「色が濃い(赤・黒・黄)」「水分が少ない」といった特徴を持つ。例えば、紅茶や黒砂糖、玄米、塩気のきいた味噌などは典型的な陽性食品であり、日頃からこれらを意識的に選ぶことで、細胞一つひとつのエネルギー産生が高まっていく。