ハリウッドにおける人気IPのエンタメ展開が過熱するなか、本作は最も異彩を放つアイコンとして大きな注目を集めている。リアルな質感とノスタルジックな世界観の融合は、かつての玩具映画化ブームを彷彿とさせるが、決定的な違いはその「スケール感」にある。全高わずか1インチ未満のキャラクターたちが紡ぐ独自の世界観は、ミニチュア愛好家やVFXクリエイターたちのクリエイティビティを大いに刺激している。
原宿や渋谷のセレクトショップでは、コンパクトのデザインを模したマイクロバッグや、アクセサリーとして身につける若者が急増。画面上のピクセルに慣れ親しんだ世代にとって、手に取って触れる物理的な「超小世界」は、あまりにも新鮮で刺激的なカルチャー体験なのだ。