Q1:運動をしていないのに急に膝が痛くなることはありますか?
A1:十分に起こり得ます。長時間の同一姿勢による筋膜の癒着、骨盤の歪み、急激な体重増加、足に合わない靴(ヒールやクッション性の低いスニーカー)の常用などが引き金となり、日常の歩行動作だけでも腱や滑液包に過剰な摩擦が生じて発症します。
Q2:膝の曲げ伸ばしで「ポキポキ」「パキッ」と音が鳴るのは放置して大丈夫ですか?
A2:痛みを伴わない単なる気泡の弾けるような音であれば過度な心配は不要ですが、「痛みを伴う」「引っかかって動きが止まる」「ゴリゴリと擦れる感覚がある」場合は、半月板損傷や関節軟骨の損傷、膝蓋骨の軌道異常が疑われるため検査が必要です。
Q3:湿布を貼って痛みが引いたら、すぐにスポーツを再開してもいいですか?
A3:おすすめできません。湿布は痛覚を麻痺させて炎症を抑えているだけであり、傷ついた組織そのものが完全に修復されたわけではありません。痛みが消失してからもしばらくは強度の高い運動を控え、太ももや股関節周りの柔軟運動から段階的に復帰することが再発防止の鉄則です。