二人の接点を語る上で外せないのが、かつて数々のクイズ番組で繰り広げられた熾烈なインテリバトルだ。竹俣紅は、10代で将棋のプロ(女流棋士)として活躍し、早稲田大学在学中からその明晰な頭脳と度胸で頭角を現していた。一方のカズレーザーも同志社大学卒、独学で蓄えた膨大な知識と圧倒的な解答スピードで、クイズ界の絶対的エースとして君臨していた。
二人が同じ解答席に並んだ際に見せた、互いの思考を読み合うような視線の交錯。それは単なるタレント同士の共演ではなく、勝負師と知性派芸人が交わす真剣勝負そのものだった。あの頃見せた互いへの一目置く姿勢が、現在の良好な関係性の土台になっていることは疑いようがない。