「せいろを使ってみたいけれど、カビさせたり焦がしたりしそうで手が出せない」と躊躇する声は少なくありません。しかし、正しい使用手順とメンテナンス方法を知れば、せいろの取り扱いは決して難しくありません。多くの良質なせいろ使い方料理本でも強調されている重要ポイントをまとめました。
使用前の「水濡らし」が寿命を延ばす
せいろを使う前には、全体をサッと水で濡らすのが基本ルールです。木肌に適度な水分を含ませておくことで、蒸気を吸い込みすぎず、食材の油分やニオイの染み込みを防ぐとともに、熱による焦げ付きを防止できます。
洗剤は使わず「お湯とタワシ」で洗う
調理後は、洗剤を使わずにぬるま湯とタワシで汚れをサッと落とすだけで十分です。木材が洗剤を吸収してしまうのを防ぐため、油汚れが気になる場合はクッキングシートを敷いて蒸すなど、直接油が触れない工夫を施すのが長持ちの秘訣です。
完全乾燥がカビ防止の最重要事項
洗浄後は風通しの良い日陰でしっかりと自然乾燥させます。完全に乾ききる前に戸棚やシンク下に密閉して収納してしまうと、内部に湿気がこもってカビの原因になります。フックに吊るして見せる収納にすれば、キッチンのインテリアとしても映え、乾燥も促せるため一石二鳥です。