ナショナル・リーグの本塁打王レースにおいて、大谷の独走態勢は揺るぎないものになりつつある。強力なライバルたちがひしめくメジャーリーグにおいて、彼らが沈黙する時期であっても、大谷のバットだけは確実なペースで快音を奏で続ける。
特筆すべきは、マルチホームラン(1試合2本以上)を放つ頻度の高さだ。一度タイミングが合えば、同じピッチャーからも、継投したリリーフ陣からも容赦なくスタンドへ叩き込む。週間MVPや月間MVPの常連となった男の勢いは、シーズン最多本塁打記録の更新すら現実的な目標として捉えさせてくれる。