学務情報を巡る混雑のもう一つの要因が、2026年春から全面適用された二段階認証・多要素認証(MFA)の徹底だ。個人情報保護や成績データの改ざん防止の観点からセキュリティ強化は避けられない要請であったが、新学期直前はログインできない学生が相談窓口に集まる事態となった。
スマホの機種変更に伴う認証アプリの引き継ぎミスや、学内Wi-Fiとの連携不具合など、現場でのトラブルシューティングが追いついていない実態がある。情報基盤センター側もヘルプデスクの体制を拡充して対応に当たっているが、新学期の慌ただしい時期と重なったことで、初期対応の負荷はピークに達している。