原宿のセレクトショップに足を踏み入れると、どこか懐かしくも鮮烈なミッドナイトブルーとピンクのコントラストが目に飛び込んでくる。1979年のデビュー当時、どこか西洋の洗練された匂いをまとって登場した彼のデザインは、半世紀近くの時を経て「究極のレトロフューチャー」として若者の目に映っている。
デジタル疲れが叫ばれる2026年のトレンドシーンにおいて、アナログな温かみを持つ丸みのあるシルエットは圧倒的な癒やしを与える。過度に洗練されすぎないフォルム。それこそが、ストリートファッションを愛する若者たちにとって「最高のハズシ要素」として機能しているのだ。