理学部、工学部、生命環境学部、そして総合政策学部。これら4つの異なるバックグラウンドを持つ知性が一堂に会するKSC(神戸三田キャンパス)のダイナミズムは、単なる概念的な「文理融合」の域をはるかに超えている。かつての縦割り型研究から脱却し、理系の技術的エビデンスと総合政策の社会実装スキルがシームレスに噛み合う独自のカリキュラムが、大きな果実を結びつつある。
例えば、環境エネルギー分野の最新研究では、工学部の最先端マテリアル研究者が開発した新素材を、総合政策学部の学生が行政や地域住民と共同で社会受容性を検証するプロジェクトが進行中だ。研究室の中に閉じこもるのではなく、社会の現場で技術を試す姿勢が徹底されている。この垣根なき学びの空間は、学生たちに異分野への深いリスペクトと、多角的な課題解決能力を植え付ける。