番組タイトルでもある『パッコロリン』という言葉。実は、3きょうだいの名前を順番につなげた造語であることに気づいていただろうか。パック(四角)の「パッ」、コロン(丸)の「コロ」、リン(三角)の「リン」を合体させることで、口ずさみやすくリズム感のあるタイトルが誕生した。
さらに興味深いのは、それぞれの名前が持つ擬音語・概念とのリンクだ。四角い物体をパックリと組むようなイメージの「パック」、丸いものがコロコロと転がる様を表す「コロン」、そして三角のシャープな響きを持つ「リン」。幼児が言葉を覚える初期段階で出会うオノマトペが、そのままキャラクター名として機能している。
発達心理学の観点からも、丸・三角・四角という基本図形は、乳幼児が世界を認識する上で最も最初に識別する視覚要素だ。原色に近い鮮やかな色使いと単純化された造形は、幼い子どもの視線を引きつけ、脳にストレスを与えずに認知できる計算し尽くされたデザインといえる。