かつて地方の医学部といえば、都市部の大学の滑り止めや地元出身者の進学先というイメージで語られることも少なくなかった。しかし、その構図は今や過去のものだ。米子キャンパスを拠点とする同医学部には、北海道から九州まで全国各地から意欲ある志願者が集まっている。
背景にあるのは、充実した設備環境と学生一人ひとりに行き届く指導体制だ。地方ならではの「症例の多様性」と「患者との距離の近さ」を活かし、低学年の段階から早期臨床体験(スチューデント・ドクター実習)を徹底。知識の暗記に留まらない「現場で考える力」を早期から養うプログラムが、受験生や保護者から圧倒的な信頼を集めている。