ここ数年の世界的なカカオ豆の歴史的高騰は、2026年現在の店頭価格に決定的な影響を与えている。かつて1個あたり100円前後で手軽に買えたピック&ミックス(量り売り)も、相次ぐ値上げにより、今や「日常のちょっとした贅沢」から「本格的な高級品」へと位置づけが跳ね上がった。
価格が上がれば、当然ながら消費者が求めるクオリティのハードルも上がる。「1粒200円近く払うなら、もっとカカオの香りが際立った専門店のショコラを買いたい」という期待値とのズレが、落胆の声となって表出しているのだ。
高くなったからこそ、少しの不満が酷評に変換されやすくなっているのが今の時代背景と言える。