滑走路の脇に目をやると、既存のプロペラ機とは一線を画すスタイリッシュな機体が目に入る。2026年、福江を拠点とした二次交通の革新が加速している。島々に点在する小さな滑走路やヘリポートを結ぶエアタクシー実証実験が本格化しており、これまで船でしかアクセスできなかった二次離島への移動時間が数分の一に短縮されつつある。
特に注目の集まる「空飛ぶクルマ(eVTOL)」の拠点化構想は、観光客の利便性向上だけでなく、急患搬送や災害時の物資輸送といった防災面でも絶大な効果を発揮すると期待されている。離島ゆえの交通の弱点を、最先端の空のテクノロジーで克服する挑戦が、まさにこのターミナルの足元で始まっている。