関係者への取材によれば、今回のツアー演出にはこれまで以上にメンバー自身のアイディアが細部にまで反映されているという。衣装のファブリックの選定から、照明の明滅のタイミング、セットリストの曲間に至るまで、妥協なき議論が重ねられた。
自分たちが今何を表現したいのか、そしてファンにどんな時間を届けたいのか。演出の端々から伝わってくるのは、作り手としての矜持と徹底したプロフェッショナリズムだ。ステージ上に立つ演者でありながら、空間全体を俯瞰するプロデューサー視点を併せ持つ点に、現在のグループの強さがある。