ずうとるびの誕生は、日本テレビ系『笑点』の人気コーナー「ちびっこ大喜利」に端を発します。当時、同コーナーで抜群の存在感を放ち、座布団10枚を獲得した山田隆夫に与えられた「レコードを出せる権利」がグループ結成の契機となりました。
山田が同じ児童劇団の仲間であった新井康弘、今吉よしてる、江川裕史に声をかけ、1974年に結成。グループ名は五代目三遊亭圓楽の命名によるもので、世界的ロックバンド「ビートルズ(The Beatles)」の名称を逆から読んだ「るびとーず」をもじった秀逸なネーミングでした。
デビュー曲「透明人間」に続き、同年にリリースされた「みかん色の恋」が爆発的な大ヒットを記録。親しみやすいキャラクターとキャッチーな楽曲で女子中高生を中心に熱狂的なファン層を獲得し、ブロマイド売上ランキングでトップを争う社会現象へと発展しました。後に池田善彦が加入して5人組となった彼らは、1975年に『第26回NHK紅白歌合戦』への初出場を達成。バラエティ番組発のアイドルグループが歌謡界の最高峰に到達するという、当時としては極めて異例の快挙を成し遂げたのです。