このプロジェクトのクリエイティブ・ディレクターを務めるのは、ニュージーランド出身の鬼才監督タイカ・ワイティティ氏だ。独特のユーモアと圧倒的な世界観で世界中を魅了してきた彼が、今回はスクリーンを飛び出し、リアルな空間デザインにその手腕をいかんなく発揮している。
彼が目指すのは、従来の枠組みを超えた全く新しいエンターテインメントの形だ。店内に足を踏み入れた瞬間から、客は単なる観客ではなく、仕掛けられた物語の登場人物となる。ワイティティ監督特有のウィットに富んだインタラクティブな演出や、現地の先住民族マオリの伝統的な神話を現代的に再解釈した演出など、どこを切っても彼の独自性が溢れ出ている。