彼女を一躍スターダムに押し上げたのは、間違いなくHBOの衝撃作『ユーフォリア/EUPHORIA』だ。ドラッグ、セックス、そしてアイデンティティの葛藤に揺れる高校生たちを描いたこの作品で、スウィーニーは愛に飢えた少女キャシー役を熱演した。狂気と脆さが同居するその演技は、視聴者の胸を締め付けた。単なる「露出の多いキャラクター」に終わらせず、内面のドロドロとした葛藤をスクリーン越しに叩きつけた功績は大きい。
続いて出演した『ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル』シーズン1では、皮肉屋で冷徹なZ世代の女子大生オリヴィアを好演。エミー賞ダブルノミネートという快挙を成し遂げ、彼女が「一発屋」ではないことを証明した。テレビドラマというフォーマットの中で、彼女は常に「観客が目を背けたくなるような人間のリアルな弱さ」を演じきっている。