現在の私たちは、ネット上に溢れるフェイクニュースやディープフェイクに日常的に晒されている。情報の真偽を見極めるリテラシーが叫ばれて久しいが、この「小西・福山報道」こそは、日本の芸能メディアにおけるフェイクニュースの原点だったのではないか。
SNSがまだ今ほど爆発的な拡散力を持っていなかった時代だからこそ、週刊誌というオールドメディアの「誤報」が持つ破壊力は凄まじかった。裏付けのない噂話を「関係者の証言」という魔法の言葉でパッケージ化し、消費する。その構造は、形を変えて現代のネットニュースにも受け継がれている。