酸っぱいものを欲する症状といえば、真っ先に「つわり(妊娠初期)」を思い浮かめる人も多いだろう。確かに妊娠中はホルモンバランスの劇的な変化や、亜鉛などのミネラル不足によって味覚が変化し、酸味を求める傾向が強まる。しかし、これは妊婦に限った話ではない。
慢性的なストレスに晒されている現代人は、亜鉛の消費量が非常に激しい。亜鉛が不足すると、味覚を感じる「味蕾(みらい)」の機能が低下し、より刺激の強い味、特に酸味や塩味を強く求めるようになる。もしあなたが最近、何を食べても味が薄く感じたり、やたらと酸っぱいものを欲したりするなら、ミネラルバランスの崩れを疑うべきだ。