ここで改めて、なぜこれほどまでに社会現象へと拡大したのか、その経緯解説を試みたい。もともと芳文社『まんがタイムきららMAX』で連載されていた原作コミックは、音楽好きのコアな読者から高い評価を得ていた。
それがアニメ化されるやいなや、演出の異常なこだわりとバンドサウンドの圧倒的なハイクオリティさが爆発的な口コミを生んだ。特に文化祭ライブでのボトルネック奏法や弦が切れるアクシデントを乗り越えたシーンは、作品のハイライトとして語り継がれている。ここからの熱狂が、グッズの品薄、コラボイベントの殺到、そしてインターネット上での様々な議論へと繋がっていくこととなった。