「去年、PATで100万馬券を当てたけど何も言ってこない。だから大丈夫だ」と安心するのは早計だ。税務署は通常、違反を見つけてもすぐには動かない。十分な延滞税や無申告加算税を徴収できるよう、あえて数年間「泳がせる」のが彼らの常套手段だからだ。
ある日突然、ポストに投函される一通の封筒。それが税務署からの「お尋ね(資産や所得に関する問い合わせ書)」だ。この書面が届いた時点で、税務署はすでにあなたのPATの利用履歴や口座の出入金データをすべて把握している。お尋ねに対して「記憶にない」「馬券は買っていない」と嘘をつけば、それは悪質な所得隠しとみなされ、最悪のシナリオへと直行することになる。