当時の報道はあまりにも具体的で、世間に強烈なインパクトを与えた。週刊誌が捉えたのは、阿部慎之助が宅配便の配達員を装うかのように帽子を深くかぶり、小泉麻耶のマンションへと入っていく姿だった。球界のスター選手が取ったそのあまりに必死な変装劇は、皮肉にも世間の失笑を買うことになる。
当時、阿部はすでに既婚者であり、子供もいた。一方で小泉麻耶は、抜群のプロポーションを武器にバラエティ番組やグラビアで大活躍していた時期である。この二人の密会は、単なる独身同士の恋愛ではなく「泥沼の不倫劇」としてメディアに書き立てられ、巨人軍のブランドイメージにも大きな打撃を与えた。