アウター選びと同じくらい重要なのが、室内の空調や歩行時の発汗に対応できる「最高気温15度 インナー 選び方」です。春は電車内やオフィスビル内で暖房が効いていることも多く、「外は寒風が吹き荒れているのに、室内に入ると汗ばんで不快」という温度差ストレスが発生しがちです。
ここで見直したいのが、真冬用インナーの取り扱いです。吸湿発熱性の極めて高い真冬用極暖インナーを最高気温15度の日にも着続けてしまうと、日中や暖房の効いた空間で放出された汗が蒸発せず、その後の汗冷えを引き起こす原因になります。春先のベースレイヤーとしては、「コットン混」または「吸放湿・温度調節機能を持つ機能性インナー」へとシフトするのが正解です。
働く女性のオフィスカジュアルにおいては、以下の3層レイヤード構造が最も実用的です。
- ベース(肌着):薄手の吸放湿インナー(キャミソールまたはフレンチスリーブ)。
- ミドル(トップス):とろみ感のあるボウタイブラウス、または細リブのハイゲージ春ニット。
- アウター兼温度調整:肩掛けもできるVネックカーディガン+防風性のあるスプリングアウター。
この組み合わせであれば、朝夕の移動時はアウターのボタンを留めて冷風を防ぎ、日中の暖かい時間帯やオフィス内ではアウターを脱ぎ、さらに暑ければカーディガンを外して体温をミリ単位で微調整できます。2026年は、シアー感のあるカットソーにコンパクトなジレを重ねるレイヤードも、洗練されたオフィススタイルとして高い支持を得ています。