治安維持の根幹をなす組織犯罪対策においても、広域連携の枠組みが一段と強化された。隣接する宮崎・熊本両県警との合同捜査ユニットが常設化され、県境をまたぐ潜伏車両の自動検知システムや、相互の情報データベースへの即時アクセスが可能となっている。これにより、従来の行政境界に縛られた捜査のタイムラグが大幅に削減された。
特に暴力団勢力の資金源撲滅に向けた取り締まりでは、国税局や地方自治体との連携による多角的なアプローチが実を結びつつある。違法薬物の密輸ルート遮断を含め、南九州の防衛線としての役割を果たすための緊密なネットワークが構築されている。