運動会の花形である組体操の2人技「飛行機」において、練習初期に最も多く寄せられる悩みが「土台の足の裏が当たって痛い」という上の子の訴えと、「グラグラして支えきれない」という土台側の苦戦です。Yahoo!知恵袋やSNSの教育関連コミュニティでも、「練習のたびにお腹にアザができる」「怖くて乗れない」という児童生徒や保護者の切実な声が散見されます。
このトラブルの原因は、根性や筋力不足ではなく「骨格の接触点(支点)のズレ」と「重心コントロールの誤解」にあります。柔らかい下腹部に土台の足裏がめり込むと、内臓を圧迫して激痛が走り、恐怖心から上の子が腰を引いて「くの字」に曲がってしまいます。その結果、重心が後ろに逃げて土台の足が耐え切れず、バランスが崩壊するという悪循環に陥るのです。