今回の事態を受け、足立区保健所はただちに疫学調査の強化に乗り出した。接触の可能性が高い生徒や教職員を対象に、胸部X線検査や血液によるインターフェロンγ解放対検体検査(IGRA)を無償で順次実施している。さらに、厚労省にあたる厚生労働省や感染症研究の権威である国立感染症研究所と密接に連携し、変異株の有無や感染強度の分析を進める体制を構築した。
行政側の対応は単なる集団検診にとどまらない。校内の消毒作業や空調設備の緊急点検はもちろんのこと、保護者向けの緊急説明会を開催し、過度な風評被害や偏見を防ぐための情報発信に努めている。不安を抱える家庭からの電話相談窓口も開設され、24時間体制でのサポートが提供されている。