自衛消防業務講習は落ちる?効果測定の難易度と合格の急所を解剖

自衛消防業務講習は落ちる?効果測定の難易度と合格の急所を解剖

自衛消防業務講習は落ちる?効果測定の難易度と合格の急所を解剖について押さえておきたい ポイントを分かりやすく解説いたします。

受講者の手記や受講直後の現場報告から浮かび上がるのは、「思っていたよりも体力を使い、睡魔との戦いが過酷だった」というリアルな体験談です。

大手警備会社に勤める30代男性は、講習の様子を次のように振り返ります。「ビルメンや警備のベテランが多いのかと思いきや、ホテルのフロント係や商業施設のテナント店長など、防災設備の操作に一度も触れたことがない受講生も多数いました。講義は朝から夕方までテキストを追う座学が続き、部屋の換気や暖房の加減もあって午後の睡魔は猛烈です。しかし、巡回している監督官が居眠りしている人の机を容赦なく叩いて注意していました。退校処分になった人を実際に見て、噂通りの規律の厳しさに身が引き締まりました」

また、実技訓練では「大声を出す恥ずかしさ」を乗り越えられるかが最初のハードルになります。総合操作盤の前で「火災報知器鳴動!第〇地区、確認に向かわせます!」「主音響停止!」と大きな声で呼称確認を行う手順があり、人前で声を張ることに慣れていない事務系受講生は当初戸惑いを見せます。

それでも、グループワーク形式で互いに合図を送り合いながら避難誘導の手順を反復するうちに、会場には独特の連帯感が生まれます。ただ資格証を受け取るだけでなく、「自分の施設で火災が起きたとき、誰が放送を入れ、誰がお客を逃がすのか」という生々しい危機感を植え付けられる点に、本講習の真の価値があります。

山口 彩花
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山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。