インターネット上の掲示板やSNSでは「自衛隊は退職金と若年給付金で4,000万円以上貰えて勝ち組」といった極端な言説が散見されます。しかし、防衛省の定年退職者実態調査や再就職データを紐解くと、異なる現実が浮かび上がります。
民間企業の大卒サラリーマンが65歳まで働き続けた場合の定年退職金+生涯賃金と比較すると、50代半ばで一度リセットされる自衛官の生涯年収は、昇任スピードが極めて速い一部の高級幹部(将佐クラス)を除いてほぼ同等か、再就職先の条件次第では下回ることもあります。
【プロの結論】定年まで残るべき人・早期転職を検討すべき人の条件
- 定年まで勤め上げるべき人:1曹・曹長以上への昇任が見込める隊員、地方で持ち家を確保し定年後の生活コストを低く抑えられる隊員、防衛省の援護体制を活用して安定した関連企業への再就職を希望する人。
- 任期満了・早期退職を視野に入れるべき人:民間市場で通用する高度なIT・航空・特殊技術資格を20代〜30代前半で取得済みの隊員、または年功序列にとらわれず早期に高年収を目指したい人。