政治家や公職経験者のスキャンダルといえば、通常は猛烈なバッシングや説明責任を追及されるのが通例です。しかし、今回の猪瀬直樹氏のスクショ騒動に対するネットの反応は、予想の斜め上を行くポジティブなものでした。
SNS上では批判の声は極めて少なく、むしろ以下のような温かいリアクションと称賛がタイムラインを埋め尽くしました。
「御年70代を超えてもなお、現役バリバリで驚いた。元気をもらえる」
「官僚や既得権益と戦ってきた硬派な猪瀬先生が、急に人間らしく見えて親近感が湧いた」
「誰にも迷惑をかけていない健全な男の趣味。何ら恥じることはない」
猪瀬氏は元東京都知事として『東京五輪招致』の立役者であり、作家としても『ミカドの肖像』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した知性の権化です。その超エリートが犯した「誰にでもありそうなうっかりミス」と「健全な男性性」のギャップが、冷笑や怒りではなく、国民的な愛嬌とユーモアとして消費された稀有な事例といえます。