近年、公園の姿に大きな変化をもたらしているのが国土交通省の主導によるユニバーサルデザインの推進だ。車椅子のままアプローチできるスロープや、体幹が弱い子でも安全に座れる背もたれ付きブランコなど、インクルーシブ遊具の導入が全国で急ピッチで進んでいる。
「誰もが排除されない遊び場」を目指す取り組みは、子供たちの意識にも良い変化を与えている。障害の有無や年齢の差を超えて、隣り合った子供同士がごく自然に助け合い、遊びを工夫する姿がそこかしこで見られる。単に施設を整えるだけでなく、社会の多様性を肌で学ぶ開かれた場として、公園の価値が再定義されているのだ。