では、実際に美容室で「あの雰囲気」を手に入れるにはどうすればよいのか。昭和そのままのセットを再現しようとすると、バブル期のような古臭い仕上がりになりかねない。ここで鍵となるのが、現代的にアレンジされたウルフパーマのカットアプローチだ。
オーダー時のポイントは明確だ。トップからレイヤーを細かく入れつつも、裾の厚みは適度に残すこと。そして、パーマは根元から強くかけすぎず、中間から毛先にかけてランダムな動きを出すスパイラルやツイストの要素を混ぜてもらう。スタイリストには「ウルフカットをベースに、顔周りに柔らかい毛流れをつくる立体的なパーマ」と伝えるのが失敗を防ぐコツだ。カウンセリング時に当時の写真と現代のウルフスタイル写真を併せて提示すると、ニュアンスが正確に伝わる。