1932年12月13日生まれの仲代達矢は、2026年で93歳の高齢を迎えています。定時制高校に通いながら劇団俳優座養成所に合格し、1950年代にデビューを果たして以降、黒澤明監督の『用心棒』『天国と地獄』『乱』、小林正樹監督の『人間の條件』『切腹』など、映画史に刻まれる不朽の名作で主演を務めてきました。
2007年には文化功労者、2015年には演劇界・映画界の発展に寄与した功績から文化勲章を受章。90代を迎えた現在もその気骨ある表現力は衰えを知りません。
近年は年齢に応じた体調管理を行いながらも、舞台への情熱を失わず、無名塾の稽古場で若手へ熱心な指導を行う日々を送っています。車椅子や杖を使用する場面は見られるものの、ひとたび舞台やカメラの前に立てば鋭い眼光と張りのある声で周囲を圧倒する姿は、まさに生ける伝説そのものです。