メディアや世間から「働かない」と批判されるようになったきっかけは、俳優活動の不振だけではない。30代から40代にかけて、目立った芸能活動が見られなくなった時期、彼の生活費や事業資金の多くを母である中村玉緒が支援していたことが報じられたためだ。
一部では、実家での悠々自適な生活や、母から送られる小遣いで暮らしているといった噂が独り歩きした。だが、関係者によれば、彼は決して働く意欲を失っていたわけではなかったという。父の没後、勝プロの莫大な借金を背負い、がむしゃらに働く母の姿を見ながらも、自分自身が社会でどのような立ち位置を築けばよいのか、激しい葛藤の中に身を置いていたのだ。