深夜の徘徊報道などをきっかけに「認知症が進行しているのではないか」という噂がネット上で拡散されました。医学的な詳細情報は公表されていませんが、80代後半という実年齢を考慮すれば、加齢に伴う物忘れや判断力の低下が見られるのはごく自然なことです。
玉緒さんの人生は、まさに波乱万丈そのものでした。1962年に昭和の映画スター・勝新太郎さんと結婚後、勝プロダクションの倒産によって生じた10数億円とも言われる莫大な借金を背負うことになります。1997年に勝さんが亡くなった後も、玉緒さんは文句ひとつ言わず、バラエティ番組で汗を流しながら自力で借金を完済しました。
夫の奔放な生き方を支え続け、昭和・平成の芸能史を駆け抜けてきた玉緒さん。認知症の深刻な病状というよりも、激動の半生を戦い終えた大女優が、ようやく訪れた静かな余生の中で穏やかに休息を取っているというのが関係者の一致した見解です。