現在の中村勘九郎は、脂の乗り切った歌舞伎界の中核として圧倒的な存在感を放っています。1981年10月31日生まれの彼は、名実ともに大看板としての風格を漂わせています。
1986年に二代目中村勘太郎を名乗って初舞台を踏んで以来、歌舞伎の古典名作はもちろん、宮藤官九郎脚本の新作歌舞伎や野田秀樹演出の「野田版歌舞伎」など、現代劇の要素を取り入れた革新的な舞台にも果敢に挑戦してきました。父亡き後は「平成中村座」の座頭公演を成功させ続け、日本国内のみならず海外公演でも高い評価を獲得しています。
伝統芸能の重責を背負いながら、映画『銀魂』シリーズでの体当たりの熱演や情報番組への出演など、ジャンルを問わず表現者としての幅を広げ続けているのが現在の姿です。