なぜこれほどまでに「やらせ疑惑」が囁かれ続けるのか。その背景には、あまりにも出来過ぎたドラマチックな展開やタイミング良く巨大魚や稀少生物が捕獲される展開に対する視聴者の素朴な疑問がある。テレビの演出ルールに慣れた現代の視聴者は、編集の妙や効果音、BGMによって強調されたドラマ性に敏感に反応する。
しかし、ネット上の詳細な噂の検証結果やロケ地周辺の目撃情報を総合すると、番組側は膨大なカメラアワーを費やして奇跡の瞬間を待っていることが分かる。何十時間もの不発ロケを数分間に凝縮して編集する技術が、結果として「仕込みではないか」という錯覚を生み出しているのだ。編集による演出と「やらせ」は明確に区別されるべきだろう。