騒動が泥沼化した最大の要因は、夫側からの暴行疑惑に対し、妻側の不貞疑惑というカウンターが当てられた点にある。ここで再びスポットを浴びたのが、カバンに隠されていたとされる私物や、特定の関係を示す手帳・物品の撮影画像だった。
法廷に提出された証拠写真は、双方の主張を正当化するための強烈な武器となった。週刊誌によって報じられたこれらの写真は、読者に対して双方の言い分を勝手に解釈させる材料を提供してしまった。真実がどこにあるか以上に、「写真が存在する」という事実そのものが野次馬的な関心を爆発的に高めていった。