子供の教育環境を求めて日本へ渡るファミリー層の増加も、見逃せないトレンドだ。中国の超競争的な教育システム「高考(大学入試)」は、親子ともに精神的な限界をもたらしている。これに対し、日本のインターナショナルスクールや私立学校は、個性を尊重する教育として魅力的に映る。
「中国では小学生から深夜まで宿題に追われる。そんな人生を子どもに歩ませたくなかった」と、都内に住む40代の母親は明かす。日本での生活は、子どもに「子どもらしい時間」を与えるための選択だった。ビザの取得要件が比較的緩やかな経営管理ビザを活用し、日本で起業して家族を呼び寄せるスタイルが定番化している。