2006年のメジャーデビューシングル『そのまんま東へ』。そのジャケットに写し出されたのは、グループのメンバーではなく、文字通りそのまんま東(現・東国原英夫)の顔だった。この瞬間、日本の音楽シーンにおけるジャケット写真の常識が覆る。
それまでアーティストの顔や、抽象的なグラフィックが飾るのが当たり前だったCDの「顔」に、曲のメッセージを体現するタレントや俳優のクローズアップを据える。この極めてシンプルかつ大胆なアイデアは、瞬く間に世間の注目を集めた。視覚的なインパクトは絶大で、リスナーはジャケットを見ただけで、その曲が持つエモーションを直感的に理解することができたのだ。