テレビ中心の時代から、Netflixをはじめとするグローバル配信プラットフォームへと映像業界の重心が移り変わるなか、タレントの私生活や信条に対する世間の視線も劇的な変化を遂げている。
大手芸能事務所によるタレント管理のあり方が見直され、個人の権利やプライバシーの尊重が叫ばれるようになった。かつてはスキャンダラスに消費されがちだった個人の信教の自由についても、他者に迷惑をかけない限りは個人の尊厳として冷静に受け止める視聴者が増えている。
日本の宗教法人と芸能人の関わりをめぐるメディアの論調も、扇情的なバッシングから、文化人類学的あるいは心理学的な背景を掘り下げる成熟したアプローチへとシフトしつつある。